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東方手書き劇場「Blare Out The Pussyfoot!!」について語りたい

どうも、コルティです。

最近はTwitterやpixivでイラストなどをあげています。時々、動画投稿も。

今回は私が半年前に第13回東方ニコ童祭で投稿した動画「Blare Out The Pussyfoot!!」について語りたいと思います。

ただその前に、まだ動画を見ていない方はご視聴してくださると幸いです。

こちらはYouTube

選曲がマニアックすぎるのか、現状ではあまり伸びてないので、

「この動画おもろい!」っと思ったら高評価してくれると喜びます。

こちらはニコニコ版です。実は低画質モードでなければニコニコ版の方が画質・音質が綺麗だったり。

 

…さて、ここからが本題。この動画は言ってしまえば、東方×SikThのPV動画、非東方曲PVであり、SikThのファンメイドビデオでもあります。

そもそもSikThってなんぞや?という方に説明させていただくと、SikThはイギリスで結成されたヘヴィメタル・バンドの事で、非常にアクの強いヴォーカルの声に加えテクニカルな演奏が特徴的なバンドです。

使用曲は「Pussyfoot」。私が非東方曲をPVを作るにあたりこの曲を選んだ理由としては、Pussyfootのミュージックビデオが無かったから、これに尽きます。

これに限らずSikThは「こんなに良い曲なのにどうしてMVが無いんだろう」と考えてしまう曲も多かったです。だったら自分でそれっぽいものを作ってしまえば良い、そんな発想が生まれました。

ちゃんとしたストーリーもあって、ミスティアローレライ幽谷響子が鳥獣伎楽のライブを盛り上げるために幻想郷をあちこち回っていく内容です。

タイトルの「Blare Out The Pussyfoot!!」とは日本語で「プッシーフットを鳴り響かせる」という意味になります。みすちーと響子がPussyfootを歌っている設定的な感じですかね。

ただネイティブの人でも言葉の意味が伝わりにくいので、やっぱりタイトル短くして普通に「Pussyfoot」に変えた方が良いかなと思ったり…

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動画途中で出てくる「ニコニコ検定」はこの作品では特に人気の高い場面です。

懐かしのブリハマチから、比較的最近のダダダダ天使まで、意外と幅広くネタが揃ってます。

正直ずっとこの路線にして1分ぐらいの動画を作った方が評価されたのでは?という気もしないでもないですが、既に同じタイプかつ、もっと規模の大きな動画があるので…

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私的にはサビ(たぶん)のシーンが一番の見どころだと思っています。

るー!らー!るー!らー!って聞こえますが、リブ!ライフ!リブ!ライフ!と歌っているらしいですね。

普通に再生したら分からないですが、ヴォーカル二人の声と絵のタイミングを極めて細かく設定しています。0.2秒のズレも許さんと言わんばかりに。

それだけ気を使ったシーンなのですw

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みすちー響子がひまわりをぐちゃぐちゃにして怒ってる幽香さんの場面です。

この時点で動画のオチを察してしまいますが、まあ最後までご視聴してくださってください。

あと怖い顔描くのって難しいですね。

 

動画の制作期間は役6カ月、そのあいだ家にいる時は食事、お風呂、睡眠以外をほぼすべて動画制作に費やしていました。

製作真っ只中でニコ童祭運営さんから来たミニ告知動画制作の依頼も引き受けるという、いま考えてもかなりストイックな動画制作だったと思います。

あの時なんであんなに集中力があったんだろう。ものすごく体調が悪い時期だったのに。

使用した動画編集ソフトはAviUtlでしたが、制作始めは「フレームバッファって何?」「グリッチ?初めて聞いた」という状態でAviUtlのPVで定番のカメラ制御もさっぱりでした。

そんな中でここまでのPV動画が完成したこと自体が奇跡のように思えます。

紛れもなく今まで作った中で最も手間がかかった動画、現状では文句のない私の最高傑作です(再生数は知らん)。

東方、SikThが両方好きな人ならたまらない動画だと思いますが、あえて一つ問題を言うなら、この両方を好きな人を私に以外見たことない事でしょうかね(致命的)。

東方ファンはSikThなんて知らない、逆にSikThが好きなほどコアなメタラーは逆に東方なんて知らない、知っても興味が無い。

結果、この2つが両方好きな人が私の動画にたどりつくことがないのかもしれませんね。ド偏見ですがw

でも私はどちらか好きな人でも見てくれたら、それで満足です。どんな人でも私の大切な視聴者様であることに変わりないので。

ちなみにこちらがニコ童祭ミニ告知動画で作った作品になります、制作期間は10日。

もう一度言いますが10日です。

相当急いでいたのでしょうね、あの時の私は。

 

これからもコルティの活躍にご期待ください。